宮古市田老は岩手県の太平洋沿岸中央部にあり、海岸線は起状により形成された断崖が連なる外洋に接しています。2005年(平成17年)宮古市、新里村と合併して宮古市田老地区となっています。
田老は「津波太郎(田老)」の異名を付けられるほど古くから津波被害が多く、明治29年(死者1895人)と昭和8年に三陸大津波来襲(死者911人)があったことから、津波に対して強い街づくりを進め、日本一ともいわれる防潮堤を築いた「津波防災の町」として知られていました。
しかし、2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災で再び津波に襲われ、その防潮堤を越える巨大津波が発生し大きな被害を受けました。
宮古市田老地区の紹介
- 位置・自然
- 岩手県の太平洋沿岸ほぼ中央部にあり、海岸線は隆起により形成された断崖が連なり、外洋に接している。
- るり色の海にそそり立つ、奇岩「三王岩」は、田老地区のシンボル。
- 沿海は、アワビ・ウニ・ワカメ・コンブ等の天然資源に恵まれた漁場となっている。
- 田老町の合併
平成17年6月6日(旧宮古市と旧新里村と新設合併)
- 人口・世帯数(平成25年10月1日)
- 宮古市の総人口 57,590人
- 田老地区の総人口 4,302人(7.47%)
- 宮古市の世帯数 24,268世帯
- 田老地区の世帯数 1,467世帯(6.04%)
- 就労人口(平成22年)
- 宮古市の総就労人口 28,114人
- 田老地区の就労人口 2,044人(7.27%)
- 田老地区の漁港
- 第1種漁港:樫内・小港・青野滝・小堀内・水沢・摂待
- 第2種漁港:田老
田老の自然
太平洋が一望できる真崎半島は自然の宝庫です。
田老のシンボル三王岩