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▲(1) 水揚げされたわかめは漁協スタッフの厳しい目で選別され、品質基準をクリアしたわかめのみがボイル釜で20秒〜40秒間ボイルされます。
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▲(2) 原藻の量によって、釜の湯の温度が変化するため、スタッフは温度計と睨めっこしながら、常時95℃前後に保つようバルブを微調整します。
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▲(3) 茹で上がったわかめは、冷却・水切りされ、円筒形のミキサーで塩もみします。その後、タンクの中で1日付け込みます。
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▲(4) タンクから取り出したわかめを脱水し、手作業でひとつひとつ丁寧に芯と葉に分けられます。
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■全量買い付けにより、漁師はわかめ養殖に専念できます


現在、田老町漁業協同組合(以下漁協)では、生産者の採取したわかめを全量買付け、つまり田老町漁協の組合員(=漁師)が水揚げしたわかめはすべて漁協で引き取り、自営の工場で加工・冷蔵保存しています。その大きな狙いのひとつは、安心してわかめ養殖に専念できる環境を漁師に提供し、安定的な品質と供給量を確保することにあります。
通常、わかめは共販、つまり魚市場などの競りで値が付けられます。ところがわかめも養殖とはいえ、自然の産物。天候や自然災害などによって打撃を受け、価格が高騰することもあれば、逆に異常繁茂によって供給過多になり、いくら品質の良いものでも値崩れを起こすことがあります。
また、わかめを一生けんめい養殖しても実入りが悪ければ、暮らしもままなりません。危険を冒してでも養殖より天然物をと考えますし、わかめよりも鮭やウニ、アワビのほうが効率よく稼げるとなれば、そっちにシフトした漁になります。漁師には切実な問題です。だから、田老町では全量買付けというスタイルを採用しています。
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■田老町の漁師の間では品質向上の競争原理が生まれています


ところが一部では、これを単純な保護政策と見る向きもあります。あるいは、品質の低下を懸念する意見もあります。しかし、現実はそんなに甘くありません。なにしろ、水揚げされたわかめはもちろんのこと、成育の各段階で漁協スタッフによる厳しいチェックがおこなわれます。その基準となるのが、30年以上におよぶわかめ養殖によって培われた漁協独自の品質管理基準です。
たとえば、漁協スタッフは随時、養殖場まで船を走らせ、適正な養殖管理がおこなわれているかどうかを確認したり、原藻ペーハー値の測定によってその年の旬の収穫時期を見極めるなど、品質管理に余念はありません。また、水揚げされたわかめは均一価格での買取りではなく、品質・形によって6段階に分けています。最上ランクのものは、他と倍近く値段が違います。全量買付けとはいえ、品質の良いものを追求しなければ儲からないし、田老町の漁師の間でも品質を競い合うといった競争原理が生まれているわけです。
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■田老町から、厳選されたわかめのみが食卓に届けられます


このように真崎わかめは、独自のシステムより、漁師のモチベーションとわかめの品質を高いレベルで維持向上できるというバランスの良い生産加工サイクルの中で生み出されたわかめです。しかも、種苗から製品化まで5重、6重もの選別を通過し、厳選されたわかめのみが食卓に届けらているのです。
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