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田老町の将来を見据えた子供たちへの働きかけは、真崎わかめが、真のわかめブランドに成長する第一歩です。
■子供たちに向けた『少年・少女の漁業体験教室』
世の中とはよくできたもので、本当に素晴らしいものはいつまでも、いつまでも愛され続けます。それが、“ブランド”と呼ばれるものの正体ではないでしょうか。生産者は素晴らしいものをつくり続け、消費者は愛し続ける。真崎わかめに携わる人たちもまた、そんな理想的で良好な関係を築き上げたいと願っているのです。
平成12年3月14日(火)、わかめの収穫時期を迎えた田老町では、田老第一小学校5年生の男女39名を迎えて、田老町漁協青年部が主催する『少年・少女の漁業体験教室』を実施しました。田老町漁協の魚市場岸壁前に集合した子供たちは、漁協が準備したカッパズボン・ヤッケに着替え、長靴とゴム手袋を着用。わかめの生態説明を受けた後、わかめの仕立て作業、つまり水揚げされた原藻をめかぶと葉の部分に切り分ける作業に挑戦したのです。その後、場所を工場内に移し、子供たちはわかめのボイルや塩蔵加工などの作業を見学したそうです。
■子供たちに向けた『少年・少女の漁業体験教室』
普段は見慣れないわかめの原藻を、これまた持ちなれない包丁で捌く仕立て作業。茶色の原藻が、ボイル釜に入れたとたん色鮮やかな緑色に変わる瞬間。両親がわかめ養殖や加工に携わっている生徒を含め、ほとんどの子供たちは、やること為すことすべてが新しい経験だったようです。
こうしたイベント実施の背景には、農林水産業を生業とする全国の町で例外なく取り沙汰される後継者育成の問題がありました。結局、わかめ養殖や加工に従事しているのは、生身の人間です。年齢を重ねていけば、船で海へ出ることも叶わなくなるときが来ます。だからこそ、美味しいわかめをつくるだけでなく、後進を育てる地道な活動を展開し、ひとりでも多くの担い手(後継者)を育て、わかめづくりを受け継いでもらいたいと考えているわけです。
■真崎わかめを真のブランドに育て上げるために
やはり、水産業等の後継者を育成し、人材を確保していくためには、幼少の頃から漁や水産加工に接する機会を与えて、興味を持たせるなどの動機付けをおこなうことが必要です。また、こうした機会を通じて、水産業への理解を深めてもらうことが、引いては田老町全体の水産業に対する意識を高めることにもつながります。つまり、『少年・少女の漁業体験教室』の実施は、青年部・婦人部を含む田老町漁協が一丸となって、真崎わかめの「品質の維持向上」と「安定供給」という2つのテーマに、真正面から取り組んだひとつの結論と言えます。
真崎わかめは、全国に固定客を獲得することのできる数少ないわかめです。いわば、一流のわかめブランド。その自覚と誇りを持って、後継者育成に取り組んでいる限り、おそらく真崎わかめが市場から消えることはありません。そして、真崎わかめ対する大人たちの熱意が子供たちに伝わり、そのまた子供たちへと伝わる頃、真崎わかめは誰もが認める真のわかめブランドに成長していることでしょう。
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JFたろう加工場 0120-87-4547
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